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カネ余り続き「張りぼて経済」 50年の経験に基づき長期投資家・澤上篤人さんが予言する「世界大暴落」 | AERA dot. (アエラドット)
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カネ余り続き「張りぼて経済」 50年の経験に基づき長期投資家・澤上篤人さんが予言する「世界大暴落」 | AERA dot. (アエラドット)
3月21日の日経平均株価は終値で4万815円をつけ史上最高値を更新した 3月21日、終値で4万815円をつけ史上... 3月21日の日経平均株価は終値で4万815円をつけ史上最高値を更新した 3月21日、終値で4万815円をつけ史上最高値を更新した日経平均株価。現在は下落に転じているが、右肩上がりの基本トレンドに変化はあるのか。投資歴50年以上の長期投資家の澤上篤人さん(77)に聞いた。AERA 2024年5月20日号より。 【写真】この記事の写真をもっと見る * * * 投資運用の世界に入って50年以上、1971年のニクソン・ショックからすべてを実体験してきました。その経験から申し上げるのですが、世界的に今ほど実体経済からかけ離れた、浮ついたマーケットは例がありません。これは続かない。私はいつ相場が大崩れして、株価が大暴落してもおかしくないと言い続けています。 まず挙げたいのはカネ余りを意味する「過剰流動性」です。約50年前の第1次石油危機以来、世界経済は危機に陥ると当局がマーケットにカネをつぎ込んで