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文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ:『四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う』 ピート・デイヴィス (文春文庫)
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文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ:『四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う』 ピート・デイヴィス (文春文庫)
→紀伊國屋書店で購入 1998年8月、北極圏に浮かぶノルウェイ領スピッツベルゲン島の共同墓地で、各国のマ... →紀伊國屋書店で購入 1998年8月、北極圏に浮かぶノルウェイ領スピッツベルゲン島の共同墓地で、各国のマスコミが注視する中、永久凍土を掘りおこして7人の青年の凍りついた遺体が発掘された。青年たちは極北の島の炭鉱で働く炭坑夫だったが、1918年にスペイン・インフルエンザで死に、この地に葬られたのだった。 80年前の遺体を掘りだすのはスペイン・インフルエンザのウィルスを採取し、塩基配列をつきとめるためだった。インフルエンザのウィルスがはじめて分離されたのは1933年であり、1918年当時はファイファー桿菌が病原体だと信じられていたから、パンデミックをおこしたのがどういうウィルスだったかわかっていなかった。今後予想される強毒型の新型インフルエンザにそなえるためには、これまでヒトに感染したインフルエンザのうち最も症状の激しかったスペイン・インフルエンザの遺伝子を調べる必要がある。 同様の試みはアラ