『ドルにしようか　ソルにしようか　②』

『ドルにしようか　ソルにしようか　②』

南米ペルーに在住するピルセンの他に類をみないペルー報告。日常生活,旅、食から政治、経済まで「雑感的...概要を表示 南米ペルーに在住するピルセンの他に類をみないペルー報告。日常生活,旅、食から政治、経済まで「雑感的」に報告する「役には立たない」けど「参考にはなる」だ・ろ・う・報告。世界遺産のマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵だけではないペルーを紹介。　どこからでも読める。 米ドルの管理と運用のやり方の変更は国だけではなく、個人にも大きく関わってきた。軍事政権時代（1968年～1980年）、ドルは厳しく国により管理された。ペルーに入国する外国人は所持金のドル申告を義務づけられた。ペルー出国時に申告したドルよりも所持金が増えていたら、問題（没収）となる。1日当たり消費するドル額を規定されたこともある。当然、ペルーから出国するペルー人にドル持ち出しも規制される。ドル紙幣を隠して持ちだそうとする人も後を絶たないわけだ。当然、オフィシャルの為替レートと闇のレートが生まれる。闇レートがオフィシャルの数倍ということもあ