『スティルウォーター』のストーリー構造を分析したいと思います。ストーリー全体の分析ではなく、私が気になった部分のみ分析しています。 また、読者の皆さんが映画を見ている前提で書いていますので、ネタバレがいやな方はお気をつけください。 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』と非常に近いプロット ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結とかなり軌道が近い。特に2/3時点くらいまではほぼ同じ。以下、スーサイドとスティルウォーターについて比較してみる。 主人公は父親として娘と良い関係が築けていない。 スーサイド:面会室で「Fワード」で罵り合う場面が象徴的。 スティルウォーター:娘の育ての親はおばあちゃんであり、育児にはほとんど関わっていなかった。娘の手紙にも「父はあのとおりで信用できません」という言葉が書かれている。 娘を救うことを決意する。 スーサイド:政府高官のウォラーに娘を人質に