高瀬 「今週は発達障害啓発週間です。 発達障害への理解を深め、支援の輪を広げていこうと、各地で啓発イベントが行われています。 和久田 「発達障害は、『ASD=自閉症スペクトラム障害』や『ADHD=注意欠如・多動性障害』などの総称で、他人とのコミュニケーションがとりにくいのが特徴です。 文部科学省によりますと、可能性のある子どもも含めると、小中学生の15人に1人に上るとする推計もあります。 これまで、コミュニケーションが苦手という点に注目が集まり、さまざまな支援が行われてきました。」 高瀬 「ところが最新の研究で、これとは別に、発達障害の子どもたちが直面する大きな問題に、今関心が高まっています。 それは、食べられるものが極端に少ない『偏食』の問題です。」